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手作り鈴鹿墨『進誠堂』

手作り鈴鹿墨『進誠堂』





*「鈴鹿墨(すずか-すみ)」とは、…茶道や華道といった歴史ある日本文化の一つ『書道』に使用される道具で、硯に少量の水を垂らし墨を磨って墨液を作ります。
鈴鹿墨の発祥は、延暦年間とも言われ、鈴鹿の山々に産した肥松(こえまつ)をたいて 煤(すす)を取りこれを原料として墨を作っていたと伝えられています。
鈴鹿墨は作品創作時の発墨(はつぼく)が実によく、上品で厚みがあり、基線と滲みが見事に調和します。
さらに現在の鈴鹿墨は、墨下りが大変なめらかで書道愛好家に幅広く使用されています。鈴鹿墨は染物の染料や塗料として使うこともできます。
鈴鹿墨には『龍能(りゅうのう)』が練りこまれています。すがすがしく優雅さを感じさせる墨の香りは、この龍脳によるものです。

『鈴鹿墨』は、約1200年の歴史を持ち、1980年(昭和55年)に経済産業大臣指定の伝統的工芸品に指定されています。
古くから、原材料、製法を変えずにすべての工程を熟練の伝統工芸士が手作業で行っています。
製作期間は10月~4月までの気温の低い時期に行われます。松や植物油等を燃やして煤を取り、湯煎して水あめ状にした膠と混ぜ、熱いうちに手で丹念に練り上げ木型に入れて成型し、鉋で形を整え灰の中で数週間かけて乾燥した後、藁で編んで吊るして半年以上乾燥させ、乾燥後に釉薬(うわぐすり)を塗ってようやく完成します。灰乾燥の際には、毎日灰を取り替えなければなりません。また、手で伸ばしては練ってを繰り返す「荒練り」は、渾身の力を振り絞り全体重を使わなければならないほどの過酷な作業です。*墨作りの様子は、下の「墨匠 伊藤亀堂の鈴鹿墨作り動画はこちらから」からご覧いただけます。
これだけの手間暇と労力、1200年の歴史、そして、「良い墨を作りたい」という職人の思いを込めて「鈴鹿墨」は作られています。



鈴鹿墨一筋の進誠堂                    鈴鹿墨職人 墨匠 伊藤 亀堂(いとう きどう)氏
現在、鈴鹿墨を継承するただ一人の伝統工芸士。
鈴鹿墨1200年の歴史を継承しながらも、これまでにはない新たな墨や価値を生み出しているイノベーターでもある。
経済産業大臣賞受賞、現代の名工授賞等輝かしい経歴を持つ。








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